ダンスの種類

社交ダンス:ワルツについて

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一言で社交ダンスとは言っても様々な種目が存在していますが、それぞれの種目をマスターしたい場合に基礎となるのがワルツで、基礎であるが故に初心者の方でも踊りやすいものの奥が深いため、上達を目指す際には高いテクニックも要します。

そのようなワルツの歴史は古く13世紀頃にまで遡り、当時農民達が好んで踊っていたダンスがきっかけであり、男性と女性が近い距離感で身体を回しながら踊るという特徴的な踊りです。  

男性と女性が近い距離感で踊る上に踊り方も活発であったため様々な捉えられ方をしていましたが、踊りが有する魅力が大きかった事もあってその後も続けられていたので、少しずつ大勢の人々の間で認知されるようになります。

大都市にも伝えられた16世紀頃がきっかけとなり、次第に洗練された事を受けて今日において馴染み深い様相になっています。

こうした踊りの概要として念頭に置いておくと良いのが、ワルツという名称には回るといった意味合いが存在している様子で、日本語で表現をする時には円舞曲になります。

そのため、三拍子による音楽を耳にしながらリーダーである男性とパートナーである女性がコンタクトホールドといわれる、向かい合っている状態で、回転を必要とするステップを多く用いながら反時計回りの向きに向かって進みます。

そのように反時計回りの方向に向かってダンスフロアを移動していくのは社交ダンスにおいて基礎であり、反時計回りに向かう方向線の事をLODと呼びます。

社交ダンスは各々が楽しさや優雅さを感じつつ踊る事ができると良いですが、大会などで栄誉ある賞を受賞するなどより良い思い出作りをしたいと考えているのなら、優雅さが強調される踊り方も理解しておきましょう。

アマチュアダンスはもとより、プロの世界でも優雅さを表現すべく多様される事例が多いのがナチュラルやリバースであり、ナチュラルは右方向に向かって回転をしつつ動く事で、リバースは左方向に向かい回転をしながら動く事です。

他にも、単独のステップと呼ばれる足型を複数組み合わせる事により1つの形にするテクニックや、複数連ねる事により1つの踊りを構成するルーティンも技術として紹介できます。

さらに、社交ダンスにおいてはホールドというテクニックの難易度が高いですが、難易度が高いからこそきっちりと決められると著しく美しくなりますし大会で良い評価が得られます。

基礎を固めつつ、ホールドなどのポイントをきっちりとする事によりメリハリがあるワルツが表現できます。