サルサについて知っておきたいこと

日本でもブームになったサルサは、ニューヨークで誕生したペアダンスのひとつです。サルサ音楽に合わせて男女が踊りますが、動きが速いのが特徴になってます。1970年代に人気が急上昇したサルサ音楽は、プエルトリコやキューバなどカリブ海の音楽がベースです。独特のリズムパターンがあり、踊りも音楽も時代や土地により変化しています。普段着で気軽に踊ることができ、アドリブで踊る面白さがあります。サルサダンスには多くのターンやステップがありますが、基本的なステップは3つなので踊りの初心者でもすぐに慣れます。
一般的には男性が女性をエスコートするリードと呼ばれる動きと、リードを受け取って女性が動くフォローによって踊りが展開されていきます。踊りの途中で男性と女性が離れ、それぞれ好きなステップを踏みます。このステップはSHINEステップと呼ばれます。パーティーなどで踊るクラブスタイルのサルサダンスは、SHINEステップとペアワークが組み合わさっています。
サルサが日本でもブームになったことでラテンバーやホテルのラウンジ、レストランなど踊りを楽しめる場所が増えつつあります。サルサは日本人に向いているダンスのひとつです。海外の踊りの中では適度な距離を保つことができるので、会話が苦手な人や運動が苦手な人でも楽しめます。ダイエットにも効果的で、楽しく踊りながら痩せることが可能です。
サルサの魅力のひとつがコミュニケーションです。年齢を問わず、様々な人々と踊りを通じて出会うことができます。サルサクラブは入場料もリーズナブルなので、経済的な負担も少ないです。踊って疲れたらよく眠れるので、健全な生活を送ることができます。日本でサルサを習った場合、海外でも踊れます。言葉があまり通じなくても、現地のサルサバーで踊れば楽しくコミュニケーションが取れます。
サルサダンスには様々な用語があるので、レッスンを受ける前に覚えておくとスムーズにレッスンを進められます。基本的なLAスタイルのステップがON1で、1拍目で足を前か後ろに出します。2拍目で足を前か後ろに出すステップをON2と呼びます。ON2はニューヨークスタイルです。ベーシックステップは基本的なステップで、前後のステップになります。サイドステップの1歩目は男性が左から始まり、女性は右から始めます。チャチャチャはキューバでブームになったヨーロッパ伝統の踊りで、8ビートとラテンのリズムが特徴です。